沖縄県平和記念公園の海岸線は切り立った崖になっており、天気のいい日は青々とした大海原を眺めることができます。いわゆる絶景ですが、戦時中は沖縄戦終焉の地としてたくさんの命が失われました。園内には『平和記念資料館』や『平和の礎』、『平和記念堂』、『沖縄戦没者墓苑』などがあり、戦争の記録が残されています。戦争の歴史を学ぶ沖縄県平和記念公園ですが、今回は視点を変えて紹介致します。
沖縄県平和記念公園の絶景スポット
『平和の火』脇の展望台
やはりここの絶景は外せません。平和の礎のある広場を抜けて、海岸に向かうと平和の火があります。この裏手には柵と階段状の腰掛けがあり、景色を眺めるには最適です。
『平和記念資料館』の展望塔
高い所から海を眺めたいなら平和記念資料館の展望塔がおすすめ。建物に入り、エレベーターで上がり、階段を1階分登れば到着です。料金は無料。平和記念資料館の展示は有料(300円)なので展望塔のみの利用なら誤って入らないようにご注意を。
展望塔からの眺めはこちら↓
↓この写真の奥に見えるのが平和記念資料館。右側の赤瓦の屋根が展望塔。左の白い塔は平和記念堂です。
番外編
沖縄県平和記念公園内の様子
園内は広いので歩くとくたびれます。途中下車可能な電気自動車に乗って楽々散策がおすすめ。料金は100円/人。15分程度で公園事務所前から摩文仁の丘の山頂付近までを往復することができます。
台風28号、29号の影響で東屋が倒壊したそうです。
広い園内。中南部の小学校遠足の定番です。
摩文仁の丘には沖縄戦で亡くなった各都道府県の戦没者の慰霊碑があります。青森県はリンゴのモニュメント。
こちらは平和の礎。24万人以上の戦没者の名前が刻んであります。
子どもの広場
いつの間か子ども向けの広場が出来ていました。ファミリーにはありがたい子ども向け遊具がたくさんあります。遊具の紹介は別の機会にしたいと思います。
まとめ
絶景紹介の予定でしたが、園内の様子のボリュームが多くなってしまいました。それだけネタが豊富な沖縄県平和記念公園です。また日を改めて散策し、記事を更新もしくは追加します。
沖縄県平和記念公園と聞くと、昔は摩文仁の丘がメインで暗いイメージでした。平和祈念資料館は新しくなり、子ども向けのゾーンも設けられ、最近は明るくなった気がします。
私自身、戦争を知らない世代なので、週末の家族サービスついでに平和に関する学習をしていきたいと思います。
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