新居探し、大変ですよね。なので専門家である不動産屋の担当者を見方につければ百人力です。
しかし、不動産屋が冷たいと感じたことはありませんか?
(いつも不動産屋が暖かく迎えてくれる方はこの記事を読む必要はありません。)
例えばあなたが転職を機に隣町に引っ越すことになったとします。
ネットなどで下調べをしておき、希望する地域の物件を取り扱っている不動産屋を訪ねて、担当者に希望物件の条件を伝えます。
○○駅徒歩5以内、家賃8万円以内、駐車場アリ、1DK以上、など。
そして数件内覧。何やら案内担当者の対応が冷たく、ぶっきらぼう。
良さそうな物件が見つからないので不動産屋の担当者に物件探しを依頼し、条件に合う物件が見つかったら連絡が欲しい旨を伝えるわけです。
しかし、その後音沙汰なし。
そんな経験、ありませんか?
当然不動産屋も客を選びます。よい客にはよい情報を、そうでない客には客とすら扱ってもらえません。
どんな客がよい客か?よい客として見てもらうにはどうすればいいか?
まず、知っていてほしいのは不動産屋はあなたが訪問してきた段階で客であるあなたの見極めが始まっていいることです。いや、訪問からではなく、初めてあなたが電話をした、メールをした時から、というのが正確かもしれません。
不動産屋はお客さんの属性を重要視します。
例えば、
- 定収はあるか
- どのような職業か
- 保証人はしっかりしているか
- 性格上問題はないか
これらにすべて問題がなければよい客として扱ってくれます。
ここで雑学。
物件の仲介には、管理会社による仲介と仲介業者による仲介のおおよそ2パターンがあります。
審査の主導権を握るのは管理会社です。自分たちの管理する物件に属性の悪い人が入居するのを拒みます。余計なリスク(家賃滞納リスク、近隣との揉め事のリスク、部屋の破損のリスクなど)を背負うことになるので当然ですね。
仲介業者による仲介の場合は、物件の案内は仲介業者にて行います。なので、管理会社の担当者がお客さんに接する機会は極まれで、管理会社による審査は書類上の要件のみ(定職、年収、保証人など)にとどまります。よって性格に関する項目は審査するチャンスはありません。ただ申込書を直接管理会社に持参するところもあるので、それが審査を兼ねている可能性はあります。
なので案内してくれる相手が管理会社なのか、仲介業者なのかによっても作戦が若干変わることになりますね。
ここで注意ですが、もしあなたが下記の項目のどれかひとつでも該当するようであれば、残念ながら不動産屋の担当者を見方につけることは難しいかもしれません。
- 現在無職である(当然ですね。家賃の支払い能力は必須です)
- 貯金が少ない(無職の場合、貯金額を聞かれることがあります)
- 保証人がいない(万が一があった場合に頼れる相手は必要です)
- 独身である(家庭持ちに比べ夜逃げや馬鹿をやらかす確率が上がります)
しかし、上記に当てはまるからと言って、全く望みがないわけではありません。現在無職でも、今後しっかり頑張っていくことをアピールしたり、保証人がいなくても資金力があったり、物件内覧時にでも何となくアピールしてみてください。人情味のある担当者ならきっと力になってくれるでしょう。
アピールする際に、
相手が管理会社の場合は性格重視で、相手が仲介業者の場合は資金力重視でアピールするのがコツです。
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